VirtualBox(v3.02)のネットワーク設定(ホストOSはVista,ゲストOSはUbuntu,ホストオンリーネットワークを使う場合)
2009-10-24追記 VirtualBox Version3.08 の場合...
Version3.08 にアップデートしたらホストオンリーネットワークでゲストからネットに接続できなくなりました。 詳細はVirtualBox v3.08 NATでネット接続
ホストOS(Windows Vista)のemobileモデム(D01NX)を経由してゲストOS(Ubuntu8.04)でインターネットに接続するための設定。
VirtualBoxのネットワーク設定で苦しんだ。わかってしまえば簡単な話なのだが。
- NATでインターネット接続可能だが不安定
- Host Only Network なら安定して使える、ただし、DHCPは使えない(ゲストOSで固定IP,DNS設定をする必要あり)
同じ要領でゲストOSがWindowsXPの場合もネットワーク設定できました。
経緯
メインのPCのOSをWindowsXPからVistaに切り替えた関係でいままで使ってきたParallels workstation が使えなくなった。 (使えるのだが、ゲストOSがemobile経由でネットワーク接続できなくなってしまった。)
VirtualBoxを試してみて、はじめは何の設定作業もなしに「NAT」で楽々インターネット接続できるようになった。 しかし、使っているとネットワークが突然使えなくなったり、その影響でゲストOS自体が固まってしまう、 という状態が頻発。
結論としては、ホストオンリーネットワーク(Host Only Network)を使うことで ネットワークまわりの問題がなくなったのでメモ。
ホストOSでの準備
ホストOSでは、emobileのダイヤルアップ接続を使ってインターネット接続します。 まず、Vistaの「ネットワーク接続」画面で「ダイヤルアップ接続」アイコンをを右クリックして プロパティを選択、共有タブで、「ネットワークのほかのユーザに・・・」を チェックを入れ、ホームネットワーク接続のプルダウンメニューから 「VirtualBox Host-Only Network」を選択しておきます。
このとき、警告画面が出て、このマシンは、192.168.0.1 に固定されるとかなんとかメッセージが出た記憶があります。 このIPアドレスを覚えておきます。
メッセージが出ない場合は、ipconfig で確かめます
VirtualBox Host-Only Network Adapter のIPアドレス確認方法
ゲストOS(WindowsXP,Vista)上の DOSプロンプト で、ipconfig コマンドを実行すると、 VirtualBox Host-Only Network Adapter のIPアドレス が確認できます。
$ ipconfig イーサネット アダプタ VirtualBox Host-Only Network: IPv4 アドレス . . . . . . . . . . : 192.168.0.1 サブネット マスク . . . . . . . . : 255.255.255.0 デフォルト ゲートウェイ . . . . . :
VirtualBox のゲストOSのネットワーク設定
VirtualBoxのゲストOS(=Ubuntu8.04を使っています)の設定では、 Host Only Network を選択しておきます。
ゲストOS(Ubuntu8.04)での設定
IPアドレスの設定
デスクトップの右上にあるネットワークアイコンをクリックして、 「手動でネットワーク設定する」を選択します。

ここで有線接続を選択し、プロパティボタンをクリック

ローミングを有効にするのチェックを外し、設定の種類は、IP-アドレスを指定するを選択し、 IPアドレスを直接入力します。
おそらくこのスクリーンショットにあるとおり、ほとんどのケースでは、 192.168.0.2 / 255.255.255.0 / 192.168.0.1 に設定すればよいと思いますが、 このIPアドレスは、ホストOS上で、ipconfig コマンドを使って確認したIPアドレスにしたがいます。
DNSの設定
わたしの場合当初は、ネットワークをNATにしてインターネット接続が成功していたので、 そのとき自動取得でDNSサーバの設定がされていたため、DNSサーバの設定を行わなくても たまたまうまくいきました。
しかしそうでない場合はDNSサーバの設定もあわせて行う必要があります。
DNSサーバのIPアドレスの確認方法
DNSサーバは、契約しているプロバイダによって異なると思います。 VirtualBoxが作動しているホストとなるPCがWindowsの場合は、 コマンドプロンプト で以下を実行すれば表示されます。
$ ipconfig /all
PPP アダプタ em-d01nx:
接続固有の DNS サフィックス . . . :
説明. . . . . . . . . . . . . . . : em-d01nx
物理アドレス. . . . . . . . . . . :
DHCP 有効 . . . . . . . . . . . . : いいえ
自動構成有効. . . . . . . . . . . : はい
IPv4 アドレス . . . . . . . . . . : xxx.xxx.xxx.xxx(優先)
サブネット マスク . . . . . . . . : 255.255.255.0
デフォルト ゲートウェイ . . . . . : 0.0.0.0
DNS サーバー. . . . . . . . . . . : xxx.xxx.xxx.xxx
xxx.xxx.xxx.xxx
emobile での組み合わせでインターネット接続する場合
ホストOSがemobileのダイヤルアップでネット接続している状況下で、 このエントリーにあるようにホストオンリーネットワーク設定でゲストOSがインターネットに接続する場合は、 以下の点に注意。
- ホストOSでネット接続した後、ゲストOSを起動するとゲストOSがインターネット接続できない(VirtualBox 3.0 Windowsの場合の現象)
ホストOS上で emobile のダイヤルアップ接続をやり直せば、ゲストOSからインターネット接続できるようになりました。
